Shock!【12】
ご注意下さい。
この話は克哉(ノマ)女体化です!!!
続編ものになってます。前回の話→Shock!【1】 Shock!【2】 Shock!【3】 Shock!【4】 Shock!【5】 Shock!【6】 Shock!【7】 Shock!【8】 Shock!【9】 Shock!【10】 Shock!【11】
かなりぶっとんだ表現をしています。大丈夫な方のみ続きからご覧になって下さい。m(__)m
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マンションから3分かからないコンビニに御堂はいた。
御堂は初めて女性の生理用品という物を手に取った。何を買えばいいのかわからないので、とりあえずあるもの全部購入して、周囲を気にしながら、足早にレジに向う。
レジの店員が女性だった。
居た堪れないぐらいに恥ずかしさに、手の平から大量の汗が噴き出しながらも、財布から素早く紙幣を取り出し、店員に渡した。
釣りなんか要らないから早くしてくれという心の叫びも虚しく、店員の手際が激しく悪かった。
御堂がまれに見る美形であったので、店員はチラチラと上目で顔を見てきて、それが更に御堂の羞恥心を仰いだ。
後ろからカップルらしき男女が並んできて、更に気まずい思いをした。
やっとの思いで会計を終えた御堂は、二度とここには来ないと心に誓いながらマンションに帰宅した。
帰宅すると、克哉はトイレに閉じこもっていた。
御堂は軽くノックをすると、恐る恐る扉越しで中にいる克哉に声をかけた。
「…佐伯君、…買ってきたんだが…」
御堂の言葉に、小さく扉は開かれて御堂の手にあるコンビニ袋をそっと受け取る。そしてすぐさま扉は閉じられた。
克哉から声の反応がないものの、御堂は少し一息ついて、ここでへばり付いているのも克哉に気を使わせるだろうと、扉から離れようとしたら、また扉が開かれて、先ほど渡した袋を持った克哉の腕だけ出てきた。
「どうしたんだ?」
御堂の問いかけに、克哉は弱弱しい声で答えた。
「……使い方がわかりません……」
さすがの御堂もこれはわからない。
御堂はパソコンを開いてインターネットで調べる事にした。
女性特有の用品かと思いきや、痔になってしまった男性が、手術して出血が止まるまでの間の防衛策などにも使う場合がある事を知った。
へぇ…と関心しつつ、まさかさっきのコンビニ店員に、自分もその類だと思われたんじゃないかと考えてしまい、二度と会う事はないとは思うが複雑な気分になった。
出来れば痔ではなく、恋人のお使いに仕方なく買いに来たんだなと思われてる事を願ったが、こんな非常事態に下らない体裁を考えている自分に冷笑した。
役に立ちそうなページをプリントアウトして、それを参考に山のように買い込んだ用品の中から選んだ品と一緒に、再び克哉に渡した。
十分ほどした後、克哉は顔面蒼白な顔でトイレから出てきた。
そしてよろよろと荷物が置いてある部屋に行き、寝巻(元々持っていた男用)に着替えて、そのまま部屋の隅で体育座りをした。
その様子を見に来た御堂は、余りにも悲壮感が漂う克哉の背中に、一瞬声をかけるのを躊躇ったが、このままだと一晩中体育座りしていそうだったので、声をかけた。
「体に障るから、ベットに横になったらどうだ?」
御堂の声に克哉は答えず、ただ壁側を向いていた。克哉の肩が小刻みに震えてる事に気づき、御堂は近づいてみると、克哉はポロポロと目から涙を流していた。
御堂は黙って克哉の隣にしゃがみ、肩を抱いた。
他人の一肌の体温を感じ、克哉は一気に不安が溢れだしてきた。
「御堂さん…俺…どうなっちゃうんでしょうか…」
涙声で聞かれても、御堂は何も答えてやれなかった。でもこれだけ誓える事がある。
「何があっても、私は君を見捨てない」
その言葉を聞いて、克哉は堪え切れず、御堂の胸に縋り付き泣いた。
御堂は克哉の頭を優しく撫でて、そのまま抱きかかえて、寝室に連れて行ってベットに寝かせた。
優しく掛け布団をかけてやると、克哉は潤んだ目で御堂を見上げた。
「…明日から…仕事なのに御免なさい…」
「仕事の事は私が全て何とかする。君は今は何も考えずに休む事だ」
「…服も汚してしまいました…」
「衣類は消耗品だ。着ているうちにそのうち汚れて古くなる。気にするな」
「御堂さん…」
「私はリビングにいる。何かあったらいつでも呼びなさい」
「御堂さん…!」
克哉は出て行こうとする御堂を呼びとめた。
「何で…こんなに優しくしてくれるんですか…?」
「…別に。君が私にしてくれた事に対しする対価だ。気にするな」
「でも…割に合わないですよ…俺こんなに迷惑ばかりかけて…」
「…割に合うか合わないかは私が決める事だ。いいからもう寝なさい」
そう言い残し、御堂は扉を閉めた。
閉めた寝室の扉に御堂は体を寄りかからせ溜息をついた。
『何で…こんなに優しくしてくれるんですか…?』
潤んだ目をした克哉の表情が鮮明に脳裏に焼き付いてる。
「理由なんかない…」
ただ…。
「守りたいと思った。それだけだ…」
克哉は目を閉じて、眠りにつくのにそう時間はかからなかった。
深い闇に吸い込まれる。
「…あれ?」
気づくと分岐する道の真ん中にたっていた。
「どっちに行くか決まったのか?」
背後からまたあの男に問いかけられる。
そうだった。俺はどちらに行くか迷ってたんだ…。でもその前に、
「君は誰?」
俺は聞いた。
「だから考えろ」
男は答えた。
「考えてもわからないから聞いてるんじゃないか…」
振り返って顔を見たい。顔を見たら絶対にわかると思う。でも振り返れない。だから俺は聞く。
「考えてわからないのは馬鹿だな」
男は鼻で笑ったのが分かった。少し頭にきた。
「怒るな。俺の事はそのうちわかる。そんな事より行先だ。お前はどちらに行く?右か?左か?」
「え…あの…」
「簡単だろ?二択だ」
俺は悩む。どっとに行けばいいのかわからない…。
「お前はこんな事も決められないのか?」
男は呆れ気味に言った。
「だって…そんなに簡単に物事って決められないよ」
もしかしたら一方の道は、とても恐ろしい道かもしれない。
「一方じゃなく、両方かもしれないぞ?」
また心を読んだかのように、男は愉快そうに言う。
「なんだよ…それ…」
その言葉に俺はは恐怖と苛立ちを覚えた。
「安心しろ。暫くは俺が一緒について行ってやる」
「本当に?」
「ああ」
いけ好かない男だけれど、1人じゃないという事で少し恐怖が薄れた。
「決めろ。決断は時間かければいいというものじゃない。お前の意思で、本能で決めるんだ」
男の言葉は正論だと思った。だから目を閉じて暫し考える。
「じゃあこっち…」
決めた方向を指し示す。
「いいだろう。行くぞ」
そして俺はと男は進み始めた。
=======================================
まず、ご気分を害された方は大変ごめんなさい(土下座)
ついに乙女の日が始まっちゃいましたが、克哉の出血は本当に乙女の日なのかを調べるが次回以降です。
そして、いよいよ仕事スタートですが、無事仕事に行けるんでしょうか。本多と大隈専務の他に藤田君も出てきます。
次回は御堂さん過去話の「Borzoi」飼っていたい犬との出来事です。
そしてその次は「眼鏡100%【2】」を書きたいと思います。
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御堂は初めて女性の生理用品という物を手に取った。何を買えばいいのかわからないので、とりあえずあるもの全部購入して、周囲を気にしながら、足早にレジに向う。
レジの店員が女性だった。
居た堪れないぐらいに恥ずかしさに、手の平から大量の汗が噴き出しながらも、財布から素早く紙幣を取り出し、店員に渡した。
釣りなんか要らないから早くしてくれという心の叫びも虚しく、店員の手際が激しく悪かった。
御堂がまれに見る美形であったので、店員はチラチラと上目で顔を見てきて、それが更に御堂の羞恥心を仰いだ。
後ろからカップルらしき男女が並んできて、更に気まずい思いをした。
やっとの思いで会計を終えた御堂は、二度とここには来ないと心に誓いながらマンションに帰宅した。
帰宅すると、克哉はトイレに閉じこもっていた。
御堂は軽くノックをすると、恐る恐る扉越しで中にいる克哉に声をかけた。
「…佐伯君、…買ってきたんだが…」
御堂の言葉に、小さく扉は開かれて御堂の手にあるコンビニ袋をそっと受け取る。そしてすぐさま扉は閉じられた。
克哉から声の反応がないものの、御堂は少し一息ついて、ここでへばり付いているのも克哉に気を使わせるだろうと、扉から離れようとしたら、また扉が開かれて、先ほど渡した袋を持った克哉の腕だけ出てきた。
「どうしたんだ?」
御堂の問いかけに、克哉は弱弱しい声で答えた。
「……使い方がわかりません……」
さすがの御堂もこれはわからない。
御堂はパソコンを開いてインターネットで調べる事にした。
女性特有の用品かと思いきや、痔になってしまった男性が、手術して出血が止まるまでの間の防衛策などにも使う場合がある事を知った。
へぇ…と関心しつつ、まさかさっきのコンビニ店員に、自分もその類だと思われたんじゃないかと考えてしまい、二度と会う事はないとは思うが複雑な気分になった。
出来れば痔ではなく、恋人のお使いに仕方なく買いに来たんだなと思われてる事を願ったが、こんな非常事態に下らない体裁を考えている自分に冷笑した。
役に立ちそうなページをプリントアウトして、それを参考に山のように買い込んだ用品の中から選んだ品と一緒に、再び克哉に渡した。
十分ほどした後、克哉は顔面蒼白な顔でトイレから出てきた。
そしてよろよろと荷物が置いてある部屋に行き、寝巻(元々持っていた男用)に着替えて、そのまま部屋の隅で体育座りをした。
その様子を見に来た御堂は、余りにも悲壮感が漂う克哉の背中に、一瞬声をかけるのを躊躇ったが、このままだと一晩中体育座りしていそうだったので、声をかけた。
「体に障るから、ベットに横になったらどうだ?」
御堂の声に克哉は答えず、ただ壁側を向いていた。克哉の肩が小刻みに震えてる事に気づき、御堂は近づいてみると、克哉はポロポロと目から涙を流していた。
御堂は黙って克哉の隣にしゃがみ、肩を抱いた。
他人の一肌の体温を感じ、克哉は一気に不安が溢れだしてきた。
「御堂さん…俺…どうなっちゃうんでしょうか…」
涙声で聞かれても、御堂は何も答えてやれなかった。でもこれだけ誓える事がある。
「何があっても、私は君を見捨てない」
その言葉を聞いて、克哉は堪え切れず、御堂の胸に縋り付き泣いた。
御堂は克哉の頭を優しく撫でて、そのまま抱きかかえて、寝室に連れて行ってベットに寝かせた。
優しく掛け布団をかけてやると、克哉は潤んだ目で御堂を見上げた。
「…明日から…仕事なのに御免なさい…」
「仕事の事は私が全て何とかする。君は今は何も考えずに休む事だ」
「…服も汚してしまいました…」
「衣類は消耗品だ。着ているうちにそのうち汚れて古くなる。気にするな」
「御堂さん…」
「私はリビングにいる。何かあったらいつでも呼びなさい」
「御堂さん…!」
克哉は出て行こうとする御堂を呼びとめた。
「何で…こんなに優しくしてくれるんですか…?」
「…別に。君が私にしてくれた事に対しする対価だ。気にするな」
「でも…割に合わないですよ…俺こんなに迷惑ばかりかけて…」
「…割に合うか合わないかは私が決める事だ。いいからもう寝なさい」
そう言い残し、御堂は扉を閉めた。
閉めた寝室の扉に御堂は体を寄りかからせ溜息をついた。
『何で…こんなに優しくしてくれるんですか…?』
潤んだ目をした克哉の表情が鮮明に脳裏に焼き付いてる。
「理由なんかない…」
ただ…。
「守りたいと思った。それだけだ…」
克哉は目を閉じて、眠りにつくのにそう時間はかからなかった。
深い闇に吸い込まれる。
「…あれ?」
気づくと分岐する道の真ん中にたっていた。
「どっちに行くか決まったのか?」
背後からまたあの男に問いかけられる。
そうだった。俺はどちらに行くか迷ってたんだ…。でもその前に、
「君は誰?」
俺は聞いた。
「だから考えろ」
男は答えた。
「考えてもわからないから聞いてるんじゃないか…」
振り返って顔を見たい。顔を見たら絶対にわかると思う。でも振り返れない。だから俺は聞く。
「考えてわからないのは馬鹿だな」
男は鼻で笑ったのが分かった。少し頭にきた。
「怒るな。俺の事はそのうちわかる。そんな事より行先だ。お前はどちらに行く?右か?左か?」
「え…あの…」
「簡単だろ?二択だ」
俺は悩む。どっとに行けばいいのかわからない…。
「お前はこんな事も決められないのか?」
男は呆れ気味に言った。
「だって…そんなに簡単に物事って決められないよ」
もしかしたら一方の道は、とても恐ろしい道かもしれない。
「一方じゃなく、両方かもしれないぞ?」
また心を読んだかのように、男は愉快そうに言う。
「なんだよ…それ…」
その言葉に俺はは恐怖と苛立ちを覚えた。
「安心しろ。暫くは俺が一緒について行ってやる」
「本当に?」
「ああ」
いけ好かない男だけれど、1人じゃないという事で少し恐怖が薄れた。
「決めろ。決断は時間かければいいというものじゃない。お前の意思で、本能で決めるんだ」
男の言葉は正論だと思った。だから目を閉じて暫し考える。
「じゃあこっち…」
決めた方向を指し示す。
「いいだろう。行くぞ」
そして俺はと男は進み始めた。
=======================================
まず、ご気分を害された方は大変ごめんなさい(土下座)
ついに乙女の日が始まっちゃいましたが、克哉の出血は本当に乙女の日なのかを調べるが次回以降です。
そして、いよいよ仕事スタートですが、無事仕事に行けるんでしょうか。本多と大隈専務の他に藤田君も出てきます。
次回は御堂さん過去話の「Borzoi」飼っていたい犬との出来事です。
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