Shock!【9】
ご注意下さい。
この話は克哉(ノマ)女体化です!!!
続編ものになってます。前回の話→Shock!【1】 Shock!【2】 Shock!【3】 Shock!【4】 Shock!【5】 Shock!【6】 Shock!【7】 Shock!【8】
大丈夫な方のみどうぞ続きからご覧になって下さいませ。m(__)m
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俺はただ歩いていた。誰もいない、何もない道を。
闇の中に、ただ白い道が一本あるだけ。
俺はその道を歩いている。
目の前に分岐があった。
右に行くか、左に行くか。
俺は迷う。どちらに行こうか。
よく見たら、小さな紙切れが落ちている。
俺は紙切れを拾ってみて見た。文字が書いてある。
「貴方がお決め下さい」と。
決めるって何を?右に行くか左に行くかを?
決められない。俺は決められない。
自分の事なのに?自分の道なのに?
選べない。選べない。
「おい」
背後から突然声を掛けられる。
誰?知らない男の声。でもその声にかなり親近感を覚える。知らないのに、俺はその声を昔から聞いてる気がする。誰?誰?
「考えろ。お前は知ってるはずだ」
問いかけた訳でもないのに、男は俺の心が読めているかのように答えた。
考えろって?知ってるはずだって?分からないよ。だから聞きたいのに…。
「………ぅんん」
克哉うっすら目を開けると、日差しが目に差し込んで目が眩んだ。
思わずシーツに包まって、しかめっ面になる。
仰向けになって、再び目を開けると、見慣れない天井がある。
(ここは……?)
起き上がって、周りを見回そうとして、思わずベットから落ちた。
大きな音が部屋に響く。
頭を強打して、痛さのあまり両手で抱え込んでいると扉が開いた。
「起きたか?」
「み…御堂さん…!」
白いニットのVネックに、黒のズボン姿のラフな装いの御堂が現れた。
いつもとは雰囲気が違う御堂に、克哉はドキリと反応する。
御堂の登場で、ここが何処なのか思い出す。
(そうか…俺は御堂さんの家に…)
はっとなり胸を押さえる。
そこには相変わらず豊かな胸が存在していた。
がっくしと肩を落とす。
女体化して二日目の今日も、やはり体は戻ってはいなかった。
「寝ぼけてるのか?君は?」
「いえ…あ…あの…おはようございます!」
「おはよう。もう10時を過ぎているがな」
見た目は普段より柔らかいが、中身はいつもと変わらない御堂に苦笑しつつも、十分睡眠を補給出来た脳はいつもより軽い。
「寝起きで悪いが支度したまえ。出かけるぞ」
「どこにですか?」
「買い物だ。生活する上で入り用なものは服だけではないだろう?
君のスーツも取りに行かねばならない」
ああそうかと納得するも、昨日の買い物を思い出すと気が引ける。
「君は早く顔を洗った方がいい。酷い表情だ」
両手で顔を覆うと、ベトリと嫌な感触がした。
洗面所に行くと、化粧したま寝た所為で、顔中油まみれのお化けのような表情にギョッとする。
洗面台の上には親切に真新しいタオルと、昨日購入した化粧品一式が置かれていた。
そしてランドリーバスケットの中には昨日購入したばかりの水色のブラウスと七分丈の白いパンツがたたんで用意されてある。
(…化粧して、これを着ろって事なのかな……)
はぁとため息をつき、とりあえずクレンジングと書かれたボトルから手を伸ばした。
克哉より早く身支度を調えたリビングに座り、明日からの仕事の事を考えていた。
今回の新製品のプロモーションも全て御堂が一任されているので、営業活動の理由で克哉をMGNで外勤させる事は御堂の独断で可能だ。
子会社であるキクチも、親会社からのMGN命令には逆らえないので、そこら辺のやり取りは非常にスムーズに進む筈だが、問題は会社としての組織ではなく、個々の意見である。
MGN側の人間で克哉の受け入れを拒否する人間はいない。克哉の能力を高く評価している人間も多く大隈専務も気に入ってる。
問題はキクチの8課のメンバーだ。
課長である片桐は難無く丸め込めるだろうが、問題は克哉の現在の業務パートナーとも言える本多の存在だ。
外勤の件は了解したとしても、一月克哉と面識出来ない状況を、あの男はすんなり受け入れるだろうか…。
時折自分に向ける敵意的な視線は、ただ仕事の不満から来る感情ではない。あれは目当ての「雌」に近づけまいとする「雄」の視線だ。
もしかしたら本多は佐伯克哉を……。
テーブルに上に置いてあった携帯が振動した。その振動音で、思考が一旦切れる。
携帯を手に取りディスプレイに表示されてる文字は『実家』
電話の用件は予想がついた。
御堂は「もしもし。孝典です」と低めの声で応答した。
克哉が支度を済ませて、リビングで待つ御堂の元に現れたのは12時を少し過ぎた頃だった。
「お待たせしました」
「化粧はどうした?」
「…よく使い方がわからなくて…」
「そうか」
怒られるかと思ったが、御堂は意外にあっさりした反応だったが、続いた言葉に克哉はひっくりかえりそうになる。
「突然だが私の父が来る事になった。君には恋人のふりをして会ってもらいたい」
「……………は?」
克哉は全身の動きが止まった。
「私を付け回す見合した女性を紹介した親戚が、私の両親に私がゲイで男の恋人がいると報告したらしい…」
会う?御堂さんのお父さんに??
お……俺が?!
「早速働いてもらう事になってしまったな…」
御堂は苦虫を噛んだような表情を浮かべ、時計の針を見る。
「到着するまで時間はある。それまでに準備するぞ」
「えええええええええっっっ!!!」
明るい光が差し込む休日のリビングに、克哉の声がこだました…。
====================================
中途半端に終了です。見せ場も何にもないですね(死)
長くなりそうなので、半分に切りました。だから本多の登場はなくなりました…。(爆)
御堂父の登場を予告しつつ、冒頭ではついに「あの人」を出しました。
声の「あの人」は多分バレバレだと思いますが(汗)
次回はオリキャラ御堂父登場なので、更にパラレル度が増しますが、もしお付き合い頂ければ幸いです。
宜しければ拍手ボタンを押して頂けると励みになります。
お言葉を頂けると更に嬉しいです!!
闇の中に、ただ白い道が一本あるだけ。
俺はその道を歩いている。
目の前に分岐があった。
右に行くか、左に行くか。
俺は迷う。どちらに行こうか。
よく見たら、小さな紙切れが落ちている。
俺は紙切れを拾ってみて見た。文字が書いてある。
「貴方がお決め下さい」と。
決めるって何を?右に行くか左に行くかを?
決められない。俺は決められない。
自分の事なのに?自分の道なのに?
選べない。選べない。
「おい」
背後から突然声を掛けられる。
誰?知らない男の声。でもその声にかなり親近感を覚える。知らないのに、俺はその声を昔から聞いてる気がする。誰?誰?
「考えろ。お前は知ってるはずだ」
問いかけた訳でもないのに、男は俺の心が読めているかのように答えた。
考えろって?知ってるはずだって?分からないよ。だから聞きたいのに…。
「………ぅんん」
克哉うっすら目を開けると、日差しが目に差し込んで目が眩んだ。
思わずシーツに包まって、しかめっ面になる。
仰向けになって、再び目を開けると、見慣れない天井がある。
(ここは……?)
起き上がって、周りを見回そうとして、思わずベットから落ちた。
大きな音が部屋に響く。
頭を強打して、痛さのあまり両手で抱え込んでいると扉が開いた。
「起きたか?」
「み…御堂さん…!」
白いニットのVネックに、黒のズボン姿のラフな装いの御堂が現れた。
いつもとは雰囲気が違う御堂に、克哉はドキリと反応する。
御堂の登場で、ここが何処なのか思い出す。
(そうか…俺は御堂さんの家に…)
はっとなり胸を押さえる。
そこには相変わらず豊かな胸が存在していた。
がっくしと肩を落とす。
女体化して二日目の今日も、やはり体は戻ってはいなかった。
「寝ぼけてるのか?君は?」
「いえ…あ…あの…おはようございます!」
「おはよう。もう10時を過ぎているがな」
見た目は普段より柔らかいが、中身はいつもと変わらない御堂に苦笑しつつも、十分睡眠を補給出来た脳はいつもより軽い。
「寝起きで悪いが支度したまえ。出かけるぞ」
「どこにですか?」
「買い物だ。生活する上で入り用なものは服だけではないだろう?
君のスーツも取りに行かねばならない」
ああそうかと納得するも、昨日の買い物を思い出すと気が引ける。
「君は早く顔を洗った方がいい。酷い表情だ」
両手で顔を覆うと、ベトリと嫌な感触がした。
洗面所に行くと、化粧したま寝た所為で、顔中油まみれのお化けのような表情にギョッとする。
洗面台の上には親切に真新しいタオルと、昨日購入した化粧品一式が置かれていた。
そしてランドリーバスケットの中には昨日購入したばかりの水色のブラウスと七分丈の白いパンツがたたんで用意されてある。
(…化粧して、これを着ろって事なのかな……)
はぁとため息をつき、とりあえずクレンジングと書かれたボトルから手を伸ばした。
克哉より早く身支度を調えたリビングに座り、明日からの仕事の事を考えていた。
今回の新製品のプロモーションも全て御堂が一任されているので、営業活動の理由で克哉をMGNで外勤させる事は御堂の独断で可能だ。
子会社であるキクチも、親会社からのMGN命令には逆らえないので、そこら辺のやり取りは非常にスムーズに進む筈だが、問題は会社としての組織ではなく、個々の意見である。
MGN側の人間で克哉の受け入れを拒否する人間はいない。克哉の能力を高く評価している人間も多く大隈専務も気に入ってる。
問題はキクチの8課のメンバーだ。
課長である片桐は難無く丸め込めるだろうが、問題は克哉の現在の業務パートナーとも言える本多の存在だ。
外勤の件は了解したとしても、一月克哉と面識出来ない状況を、あの男はすんなり受け入れるだろうか…。
時折自分に向ける敵意的な視線は、ただ仕事の不満から来る感情ではない。あれは目当ての「雌」に近づけまいとする「雄」の視線だ。
もしかしたら本多は佐伯克哉を……。
テーブルに上に置いてあった携帯が振動した。その振動音で、思考が一旦切れる。
携帯を手に取りディスプレイに表示されてる文字は『実家』
電話の用件は予想がついた。
御堂は「もしもし。孝典です」と低めの声で応答した。
克哉が支度を済ませて、リビングで待つ御堂の元に現れたのは12時を少し過ぎた頃だった。
「お待たせしました」
「化粧はどうした?」
「…よく使い方がわからなくて…」
「そうか」
怒られるかと思ったが、御堂は意外にあっさりした反応だったが、続いた言葉に克哉はひっくりかえりそうになる。
「突然だが私の父が来る事になった。君には恋人のふりをして会ってもらいたい」
「……………は?」
克哉は全身の動きが止まった。
「私を付け回す見合した女性を紹介した親戚が、私の両親に私がゲイで男の恋人がいると報告したらしい…」
会う?御堂さんのお父さんに??
お……俺が?!
「早速働いてもらう事になってしまったな…」
御堂は苦虫を噛んだような表情を浮かべ、時計の針を見る。
「到着するまで時間はある。それまでに準備するぞ」
「えええええええええっっっ!!!」
明るい光が差し込む休日のリビングに、克哉の声がこだました…。
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中途半端に終了です。見せ場も何にもないですね(死)
長くなりそうなので、半分に切りました。だから本多の登場はなくなりました…。(爆)
御堂父の登場を予告しつつ、冒頭ではついに「あの人」を出しました。
声の「あの人」は多分バレバレだと思いますが(汗)
次回はオリキャラ御堂父登場なので、更にパラレル度が増しますが、もしお付き合い頂ければ幸いです。
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