Shock!【25】
ご注意下さい。
この話は克哉(ノマ)女体化です。
しかし今回も女体化の表現はありません。完全にフォモです。
そして、この話は御克ですが、今回はメガミド描写が絡みます。
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大丈夫そうな方のみ、続きからご覧になって下さい。m(__)m
この光景を悪夢と言わずして何と例えればいいのだろうか。
目の前で、自分が立場を利用して、弱みに付け込んで脅迫した佐伯を犯している。
それを第三者視点から呆然と間抜けな顔をして眺めている自分。
その隣で、まさに犯されている立場の自分を楽しげに笑いながら見ている眼鏡をかけた佐伯克哉。
逃げ出したかった。
夢なら覚めてくれと叫びたい。
ただ、そんな自分を、しっかりと掴んで佐伯は離さなかった。
喉を鳴らしながら彼は言う。
「普通は見れるものじゃないですよ?映像じゃない、リアルの自分達の生セックスなんて」
「……君は…狂ってる。目の前で私に犯されているのは君なんだぞ?」
「だから面白いんじゃないんですが。あんな欲情した顔で『俺』を犯しているアンタが目の前にいるのに、隣では悲痛な顔して善人面したアンタがいる。とてもシュールで滑稽だ」
「……っ!君は…!」
「おやおや、そうこうしている間に『1回目』が終わったみたいですよ」
振り返ると、顔に私が放った精液を滴らせながら、涙ぐむ佐伯がいた。
「飲めと言っただろうが。役にたたない奴だ」
そう楽しげに笑い、精を放った先端を尚も佐伯の顔中に塗りつけて汚した。
「似合ってるぞ」
みっともない姿で、みっともなく男の精液を顔中に滴らせている姿がお前にはお似合いだ。
生意気な態度をした罪を、その身をもって償わせてやったんだ。
そんな暗い愉悦を見出したような顔で笑う目の前の自分の考えなど、分かりたくもないのに、全部分かってしまう自分が嫌だ。
「今日のところはこれで許してやる。次の日時は指定する」
「そんな……」
これで終わりではないのかと、絶望の色を隠せない佐伯の表情に、目の前の自分は更に悦に浸っている。
佐伯は真っ赤になりながら、必死に床にちらばった自分の衣服を身にまとい、半ば乱れ気味のまま、逃げるように部屋を出ていった。
私は眼鏡をかけた佐伯の手を振り払い、その後を追う。
エレベーターに乗り込んた彼の悲痛過ぎる表情に、私の胸は罪悪感という表現だけでは言い表せないほどの痛みがした。
1人の人間を侵害してしまった。
それも佐伯に……。
これは夢だ。ありえない光景だ。
今佐伯の体に起こっている異変もありえないが、自分と佐伯の関係は、こんな歪んだものではない。
少なくとも秘密を共存し合う仲として、お互いに助け合って暮らしている。
あんな乱暴で、外道なやり方で彼を犯したいなんて思ってない。
犯したいだなんて………。
「本当に?」
「?!」
気付けば眼鏡をかけた佐伯に羽交い絞めにされていた。
そして眼鏡をかけた佐伯は、あろう事が私の股間を触ってきた。
「いやらしい人ですね。なんだかんだ『良い人』な理屈をこねながらも、下半身は反応してるじゃないですか」
「何をする!離せ……!」
「どうでした?『俺』を犯してる光景は?」
「ふざけるな!何故そんな事が聞けるんだ?!君は…佐伯じゃないのか?」
「オレは正真正銘の『佐伯克哉』ですよ。ただ、あんたが知っている『佐伯克哉』とは違うかもしれませんがね」
「どういう意味だ?佐伯は1人じゃないのか?」
「体は1人ですよ。そこら辺の事は説明するとややこしいので今は説明する時間がありません。それより『次』が控えてるんですよ。アンタと『俺』の二回目の接待が」
「二回目だと?!」
「アンタもしっかり『自分』の言葉を聞いてたでしょう?あれが終わりじゃないんですよ。時間がないんだから、オレをあまり困らせないで下さい」
「嫌だ……もう見たくない!私は…彼を……んっっ!」
抵抗する私の台詞を、佐伯は遮るように手で塞ぐ。
「アンタの意志は聞いてない。これはアンタが仕出かす筈だった出来事だ。しっかり見て、感じろ」
耳に唇が微かに触れる距離で囁くように言った佐伯の声は、微かに怒気を含んでいるのが分かった。
必死に目線だけを横に向けたら、そこには冷たく光るレンズ越しに、熱い目をした佐伯が見えた。
「……そうだな。見るより、実際に体験してもらった方が良さそうだ。御堂さん的にもその方が楽しめていいでしょう?」
佐伯は塞いでいた手で、今度は私の顎を掴むと無理やり首を捻じ曲げて、そのまま顔を近づけて、何と激しい口づけをしてきた。
「んっ……んんっ……!」
佐伯の舌は無理やり私の口内に侵入して、私の下に絡ませるように擦りつけてした。
予想外の連続に、私の思考は現状を対処するのに追いつかないでいた。
だからだろうか。私は口内で蠢く佐伯の舌を拒めずに、そのまま弄ばれ煽られていた。
次第に力が抜けて思考がぼやけてくる。
何でこんな事をされるのかが分からない。
一体この行為に何の意味があるというのだろう。
佐伯は何を私に望んでるんだ?
意識を失う直前に、佐伯は唇を離し、何かを喋っていたが、私の耳には届かなかった。
ハッと我に返る。
手で持っていた書類が落ちそうになっていた。
自分が一体何をやっていたのかが分からない。
辺りを見回すと、ホテルにいた。
何故私はホテルにいる?
机の上にはブランデーと書類。
窓の外は大都会の夜景が見える。
ああ、そうだ。私は佐伯克哉を待っているんだ。
今日は彼が私をもてなす『2回目』の接待ではないか。
ブランデーの飲み過ぎだろうか。一瞬何かを忘れた気がする。
なんだろう。とても大切な事を。
思い出せないもやもやした思考と、胸に微かな痛みを感じる。
気持ちわるい。なんなんだこれは。
徐々に苛立ってきた。
時計を見る。
佐伯が今日も来るとしたら、約束の時間まであと1分。
今日もちゃんと来るのだろうか。
多分苛立ちの原因はこれだ。
彼を待っている訳ではない。別に来なければそれでいい。
その時は元をノルマに戻し、それなりの代価を払って貰うまでだ。
そんな事を考えながらブランデーが入ったグラスに口を付ける。
その時扉をノックする音がした。
ノックをした声の主が名乗る。
「佐伯です」
彼は逃げずに来たらしい。
しっかり約束の時間通りに。
さて、今日は何をしてやろうか。
されてばかりではつまらない。今日は私が彼を接待してやろう。
愉快で堪らない。彼はどんな表情をするだろう?
楽しみだ。
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随分と間が開いてしまいました(汗)
ようやく更新です。
これからは、他の連載も含めてどんなに遅くても2週間は間を空けずにしたいです。
本当はもう少し長くする予定でしたが、ここで切るのが区切りが良かったので切りました。
なるべくテンポよく進めていきたいと思ってます。
ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました!
また次回も宜しければ読んでやって頂けたら幸いです。
宜しければ、拍手ボタンを押して頂けると大変励みになります。m(__)m
ご感想なども頂けたら幸いです。
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この光景を悪夢と言わずして何と例えればいいのだろうか。
目の前で、自分が立場を利用して、弱みに付け込んで脅迫した佐伯を犯している。
それを第三者視点から呆然と間抜けな顔をして眺めている自分。
その隣で、まさに犯されている立場の自分を楽しげに笑いながら見ている眼鏡をかけた佐伯克哉。
逃げ出したかった。
夢なら覚めてくれと叫びたい。
ただ、そんな自分を、しっかりと掴んで佐伯は離さなかった。
喉を鳴らしながら彼は言う。
「普通は見れるものじゃないですよ?映像じゃない、リアルの自分達の生セックスなんて」
「……君は…狂ってる。目の前で私に犯されているのは君なんだぞ?」
「だから面白いんじゃないんですが。あんな欲情した顔で『俺』を犯しているアンタが目の前にいるのに、隣では悲痛な顔して善人面したアンタがいる。とてもシュールで滑稽だ」
「……っ!君は…!」
「おやおや、そうこうしている間に『1回目』が終わったみたいですよ」
振り返ると、顔に私が放った精液を滴らせながら、涙ぐむ佐伯がいた。
「飲めと言っただろうが。役にたたない奴だ」
そう楽しげに笑い、精を放った先端を尚も佐伯の顔中に塗りつけて汚した。
「似合ってるぞ」
みっともない姿で、みっともなく男の精液を顔中に滴らせている姿がお前にはお似合いだ。
生意気な態度をした罪を、その身をもって償わせてやったんだ。
そんな暗い愉悦を見出したような顔で笑う目の前の自分の考えなど、分かりたくもないのに、全部分かってしまう自分が嫌だ。
「今日のところはこれで許してやる。次の日時は指定する」
「そんな……」
これで終わりではないのかと、絶望の色を隠せない佐伯の表情に、目の前の自分は更に悦に浸っている。
佐伯は真っ赤になりながら、必死に床にちらばった自分の衣服を身にまとい、半ば乱れ気味のまま、逃げるように部屋を出ていった。
私は眼鏡をかけた佐伯の手を振り払い、その後を追う。
エレベーターに乗り込んた彼の悲痛過ぎる表情に、私の胸は罪悪感という表現だけでは言い表せないほどの痛みがした。
1人の人間を侵害してしまった。
それも佐伯に……。
これは夢だ。ありえない光景だ。
今佐伯の体に起こっている異変もありえないが、自分と佐伯の関係は、こんな歪んだものではない。
少なくとも秘密を共存し合う仲として、お互いに助け合って暮らしている。
あんな乱暴で、外道なやり方で彼を犯したいなんて思ってない。
犯したいだなんて………。
「本当に?」
「?!」
気付けば眼鏡をかけた佐伯に羽交い絞めにされていた。
そして眼鏡をかけた佐伯は、あろう事が私の股間を触ってきた。
「いやらしい人ですね。なんだかんだ『良い人』な理屈をこねながらも、下半身は反応してるじゃないですか」
「何をする!離せ……!」
「どうでした?『俺』を犯してる光景は?」
「ふざけるな!何故そんな事が聞けるんだ?!君は…佐伯じゃないのか?」
「オレは正真正銘の『佐伯克哉』ですよ。ただ、あんたが知っている『佐伯克哉』とは違うかもしれませんがね」
「どういう意味だ?佐伯は1人じゃないのか?」
「体は1人ですよ。そこら辺の事は説明するとややこしいので今は説明する時間がありません。それより『次』が控えてるんですよ。アンタと『俺』の二回目の接待が」
「二回目だと?!」
「アンタもしっかり『自分』の言葉を聞いてたでしょう?あれが終わりじゃないんですよ。時間がないんだから、オレをあまり困らせないで下さい」
「嫌だ……もう見たくない!私は…彼を……んっっ!」
抵抗する私の台詞を、佐伯は遮るように手で塞ぐ。
「アンタの意志は聞いてない。これはアンタが仕出かす筈だった出来事だ。しっかり見て、感じろ」
耳に唇が微かに触れる距離で囁くように言った佐伯の声は、微かに怒気を含んでいるのが分かった。
必死に目線だけを横に向けたら、そこには冷たく光るレンズ越しに、熱い目をした佐伯が見えた。
「……そうだな。見るより、実際に体験してもらった方が良さそうだ。御堂さん的にもその方が楽しめていいでしょう?」
佐伯は塞いでいた手で、今度は私の顎を掴むと無理やり首を捻じ曲げて、そのまま顔を近づけて、何と激しい口づけをしてきた。
「んっ……んんっ……!」
佐伯の舌は無理やり私の口内に侵入して、私の下に絡ませるように擦りつけてした。
予想外の連続に、私の思考は現状を対処するのに追いつかないでいた。
だからだろうか。私は口内で蠢く佐伯の舌を拒めずに、そのまま弄ばれ煽られていた。
次第に力が抜けて思考がぼやけてくる。
何でこんな事をされるのかが分からない。
一体この行為に何の意味があるというのだろう。
佐伯は何を私に望んでるんだ?
意識を失う直前に、佐伯は唇を離し、何かを喋っていたが、私の耳には届かなかった。
ハッと我に返る。
手で持っていた書類が落ちそうになっていた。
自分が一体何をやっていたのかが分からない。
辺りを見回すと、ホテルにいた。
何故私はホテルにいる?
机の上にはブランデーと書類。
窓の外は大都会の夜景が見える。
ああ、そうだ。私は佐伯克哉を待っているんだ。
今日は彼が私をもてなす『2回目』の接待ではないか。
ブランデーの飲み過ぎだろうか。一瞬何かを忘れた気がする。
なんだろう。とても大切な事を。
思い出せないもやもやした思考と、胸に微かな痛みを感じる。
気持ちわるい。なんなんだこれは。
徐々に苛立ってきた。
時計を見る。
佐伯が今日も来るとしたら、約束の時間まであと1分。
今日もちゃんと来るのだろうか。
多分苛立ちの原因はこれだ。
彼を待っている訳ではない。別に来なければそれでいい。
その時は元をノルマに戻し、それなりの代価を払って貰うまでだ。
そんな事を考えながらブランデーが入ったグラスに口を付ける。
その時扉をノックする音がした。
ノックをした声の主が名乗る。
「佐伯です」
彼は逃げずに来たらしい。
しっかり約束の時間通りに。
さて、今日は何をしてやろうか。
されてばかりではつまらない。今日は私が彼を接待してやろう。
愉快で堪らない。彼はどんな表情をするだろう?
楽しみだ。
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随分と間が開いてしまいました(汗)
ようやく更新です。
これからは、他の連載も含めてどんなに遅くても2週間は間を空けずにしたいです。
本当はもう少し長くする予定でしたが、ここで切るのが区切りが良かったので切りました。
なるべくテンポよく進めていきたいと思ってます。
ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました!
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